Kitakyushu Water Service

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第1回

広域事業 宗像地区(宗像市・福津市) 上下水道プロジェクト

広域事業
宗像地区(宗像市・福津市)
上下水道プロジェクト

Intro >>

市内事業を通じて蓄積したノウハウを活かし、北九州市のみならず近隣事業体も含めた上下水道事業をサポートする北九州ウォーターサービス。すでに芦屋町、水巻町との統合に着手している北九州市上下水道事業の実績や高い技術力が評価され、宗像地区における水道事業の包括受託支援を開始。プロジェクトリーダーである広域事業部長の松尾弘敏をたずねた。

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市内事業を通じて蓄積したノウハウを活かし、北九州市のみならず近隣事業体も含めた上下水道事業をサポートする北九州ウォーターサービス。すでに芦屋町、水巻町との統合に着手している北九州市上下水道事業の実績や高い技術力が評価され、宗像地区における水道事業の包括受託支援を開始。プロジェクトリーダーである広域事業部長の松尾弘敏をたずねた。

培った技術力を生かして
共存・共栄
培った技術力を生かして
共存・共栄

人口約13万人の宗像市と福津市をカバーする宗像地区下水道。近年、職員の退職などにより技術の継承が困難になり、事業の持続に課題を抱える自治体は少なくないが宗像地区も例外ではない。北九州市から水の供給や緊急協定を結ぶなど以前から深い信頼関係があったことからも、今回の受託に至った。
多岐にわたる受託業務のなかでも、特に注目すべきは「水道管の建設改良関係業務」だ。これは「布設替え」といい、古くなった管路を新しいものにすること。「水道事業の広域化は国も推進していますが、これまで水道管路新設の本格的な委託例は他になく、弊社の大きな売りでもあります」と、松尾は自信をのぞかせる。そこには、長年培ってきた技術で「地域の良きパートナーとして共存・共栄していきたい」という揺らぎない思いがある。

地域密着型事業として
共に前進
地域密着型事業として
共に前進
地域密着型事業として共に前進

正式に事業がスタートする半年前から現地に入り準備を始めた。水道事業を展開していく者として、その地域のことを知り理解することは大前提だ。上下水道事業は地域密着型事業であり、持続的な運営には地域の担い手が必要不可欠。技術やノウハウの提供、コンサルタント業務、人材の確保・育成など多岐に渡りサポートするが、根底にあるのはあくまで市民目線によるサービスの向上と地元企業の発展だ。「水の安全な供給を第一に、効率的で安定した運営ができれば、事業としてもメリットがありますし、水道の持続にも貢献できます」と、ともに進む未来を見据える。

若い人材の育成と
技術継承を
若い人材の育成と技術継承を

また、地域の雇用創出と経済活性化にも貢 献していく。新設、維持管理など長いスパンで進んでいく水道事業は若い人材の育成も急務。「その地域に合わせて柔軟にルールづくりをしながら、若い人をたくさん採用してしっかりと技術の継承をしていきたい。そして、その成果をもとに、他にも困っている地域の助けになれたら」。時代の流れと共に変わる水道事業をさまざまな形で展開し、事業運営の新しい担い手となることを目指していく。